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脳血管性認知症の初期症状とアルツハイマー型認知症との違いとは

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2015年7月27日放送の主治医が見つかる診療所
今回は認知症徹底予防SP。
主治医が見つかる診療所での特集第3弾になるんですね。
改めて復習とでもいうのでしょうか、確認していきましょう。
知らないことを教えてもらえるかもしれません。


 

 

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今回は脳血管性認知症について、学んでいきます。
DSC_0219
脳血管性認知症を発症した方のケースを紹介。

 

 

 

脳血管性認知症とはどのような特徴があるのか?

神奈川県川崎市の60代男性、脳血管性認知症を発症して11年経っています。
話を聞いてもお昼ご飯を思い出せない状態、1時間前に食べたのですが・・・
会話がうまくできない状況です。

 

 

 

この60代男性の場合の脳血管性認知症の症状はこのような感じ
・会話はほぼ単語だけ
・自分から話したり動いたりは出来ない
・歩行が非常に困難
・時間によって症状が変化する
・きっかけを与えると続けて行う事が出来る

という事が、症状として挙げられます。

 

 

 

最初は話せなくなって
次第に歩けなくなって
そして尿を漏らすようにもなりました

 

 

 

脳血管性認知症になってしまうと
歩くという事が困難になったようです、これは珍しい
事ではないようです。

 

 

 

奥様も仕事を辞め、現在は年金と障害者年金で生活を
しているそうです、リハビリへ行く際
アパートの階段を降りるのも一苦労、見ていて
とても奥様は大変そうに思いました。
2階に住んでいるんですが、1階に下りるまで5分かかりました。

 

 

 

福祉施設に到着し、同じような認知症の症状をかかえた人たちと
近況報告などをして会話をするようです。
他にも自分の好きな歌を歌ったりするそうです。
この男性は何とか歌は歌えるようです。
とてもうれしそうに歌っているのが印象的でした。

 

 

 

リハビリ施設には3か所廻っているようです、脳の刺激になるように
という事で、私が動けるうちは外に出よう・・・素敵な奥様ですね。

 

 

 

60代男性の方はお相撲が好きで、好きな力士は白鵬関。
これだけは忘れないようです。
他にもお孫さんの人数も答えられたりもしました。
時間によって、脳の状態が変わることもあるようです。

 

 

 

食事も少しとろみをつけるようにしています、理由は
誤嚥性肺炎を起こさないようにという事です。
喉で詰まらせてしまうと、命に関わりますからね。

 

 

 

お食事が男性の前に来たら、食べるのかなって思ったら
はしを取ったはいいけど現在は使えません。
なので、奥様が最初はフォークで食べさせます。
それからは自分で食べ続けます。
きっかけを与えると、続けて食べる事が出来る、その後は喉に詰まらせることなく
スムーズに食べる事が出来ていました。

 

 

 

食事が終わりましたら、入浴をして午後8時には就寝しました。
これを11年間続けてきました、本当に大変だと思います。
奥様本当に献身的な介護をされていますね、すごいです。

 

 

 

アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症の違い

アルツハイマー型は、強く記憶力を失う事はあるが
脳血管性認知症の場合はこのような症状が多いようです。
DSC_0220

 

 

 

また、記憶というのは玉ねぎのようになっていて
幼いころの記憶って中心にあって段々かぶさってくる
玉ねぎは痛むときは外側から痛みます、それと同じで
脳血管性認知症に多いのが、逆行性健忘と言って、最近のことほど忘れて
昔の事は覚えていることが多い、とのことです。

 

 

 

もう一つ大事なことは
脳はご褒美を欲しがる組織とも考えられていて、楽しいことや
嬉しいことというのは、よく覚えているそうです。

 

 

 

脳血管性認知症の引き金となった前触れは?

11年前に60代男性の脳には一体何が起こっていたのでしょうか?
奥様はその前触れを覚えているそうです。
48歳の時にある健康上の問題を指摘されたそうです。
それは高脂血症の疑いがあったようです。
現在は脂質異常症という言い方をします。

 

 

 

また60代男性は、仕事は営業だったので接待などで外食が
とても多い方だったようです、なので生活改善ができず
高脂血症の改善が出来ませんでした。

 

 

 

そうすると60代男性にある症状が、息子さんが缶コーヒーを
渡した時に、缶コーヒーのプルトップが開けられなかったようです。

 

 

 

更に60代男性が車を運転するとき、異常な大回りをして
車を発進させた
そうです、奥様や息子さんは
変に思っていましたが、年のせいと思っていたようです。

 

 

 

ですが60代男性はその後更なる異変に襲われました。
簡単な言葉がでなくなっていたようです、そしてさっきまで
話していた携帯電話を探したりと、異変に気付いた
同僚が病院へ連れていって検査をしたら、脳梗塞になっていた
ようです。

 

 

 

見つけるのが早かったので、投薬治療だけで済み2か月後に退院。
営業の仕事は退職し、クリーニング屋の仕事をしましたが
半年ほどたったころから、配達に行って戻ってきたら、どこかしら必ず車を
こすって帰ってきていたようです。

 

 

 

それからの60代男性の方は元気がなくなって自宅に引きこもってしまい
ひょっとしたら鬱にでもなったのかと思い、奥様は心療内科へ
連れていくと、やはりうつ病になっていましたが
薬を飲んでも改善はされなかったようです。

 

 

 

それから脳梗塞を起こしてから5年
そして認知症発症の数か月前の深夜に
1度だけしか取引をしたことのない家に夜中に伺い何度も呼び鈴を押したそうです。

 

 

 

奥さんはすぐお医者さんに連れていき、認知症が発覚したようです。
以前脳梗塞を起こしたことにより、脳の血流が再び悪化し
脳細胞の一部が死滅し発症することもあるそうです。

そして現在に至る、という事になります。

 

 

 

脳血管性認知症の初期症状とは?

この60代男性の場合は、脂質異常症から動脈硬化
脳梗塞、脳血管性認知症という感じに進行していったようです。

 

 

 

初期症状は他にも、巧緻(こうち)運動障害といって
細かい指先の動きなどが出来ない症状が出るようです。
はしの使い方がおかしくなった、服のボタンが留められない
など。

 

 

 

また60代男性は、脳血管性認知症発症前の症状として
・車をこすっても覚えていない
・うつ病のような状態になる

というのがありました。

 

 

 

うつ病と脳血管性認知症の初期症状の違いは?

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アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症の違いは?

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また、丁先生の話では脳血管性認知症の方は
お酒を飲むと症状が増幅されていることが結構あるそうです。
普段と同じ量しか飲んでないのに昨晩の事を全く覚えていないとのこと。

 

 

 

脳血管性認知症を予防するには?

キーワードはVCI、脳血管性認知症 予備群というもの。
この時点で対応していくと、進行を食い止める事が可能なのではないかと考えられています。
脳血管性認知症は予防が期待できる認知症と言われている。

 

 

 

この予備群の間に予防が出来れば脳血管性認知症の予防にも繋がります。
浦上先生は最新の予防法を紹介してくれました。

 

 

 

認知症の検査に訪れた女性に協力をしてもらい
まずベッドに横になってもらい、首筋のエコー検査を行いました。
頸動脈エコー検査です、頸動脈に動脈硬化があるかどうかの検査です。

 

 

 

頸動脈の動脈硬化で、脳内の血管の状態を推測します。
ここで頸動脈の動脈硬化の状態を調べて、予防をするという事なんです。
検査をした女性は、年相応の動脈硬化という判断でしたので
VCIの疑いはなかったようです。

 

 

 

頸動脈エコー検査はもう一つ大きなメリットが。
アルツハイマー型認知症にも大きな関わりが、アルツハイマー型でも
血の巡りが悪くなっている事があるので、診ることが重要なんだそうです。

浦上医師の経験によると、正常な状態からアルツハイマー型認知症と
正常な状態からVCIになり、それからアルツハイマー型認知症にかかると
VCIがアルツハイマー型認知症の引き金、進行の促進となったり
するケースが7割もあるそうです。

 

 

 

このような動脈硬化の検査は、認知症全般の予防にもつながるという事ですね。
頸動脈エコー検査は、健康な方であれば1年に一回、血管に何らかの
疾患を抱えている場合は半年に一回検査するべきです。

 

 

 

もう一つ大切なことがあり
脳の血流アップさせて認知症を予防しようという事。
でもどうすれば、脳の血流をアップさせることが出来るのでしょうか?

 

 

 

脳の血流をアップさせる方法とは?

浦上医師が手にしたのはゴムボール、右手で投げて
狙ったところに投げる事が出来ました、次に左手で投げると
狙ったところに投げる事が出来ませんでした。

 

 

 

この利き手じゃない方でボールを投げると神経細胞を刺激します。
普段使ってないですからね、それがいいようです。
他にも、絵を描いたり、音楽、楽器を弾いたりするのも効果的
だそうです。

 

 

 

どれも難しいですが、簡単に出来るモノがあります、それは塗り絵。
この塗り絵も脳の血流をアップさせることが出来るようです。
色使いや、線からはみ出さないようにと、考えながら
やることなので、認知症の予防になっているという事ですね。
以上となります、読んでいただきありがとうございました。

 

 

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