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回想法が認知症の進行を遅くする可能性がある

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9月28日放送の主治医が見つかる診療所、シリーズとなっている
認知症のスペシャル、早期発見早期予防というのが
通説となっていますが、まだまだ初期症状などがわからない
部分が多いです、今回は様々な症状を紹介。


 

 

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軽度認知障害の時に、いかに早く見つけられるかが重要

軽度認知障害、MCIと言われてますがこれは
認知症の予備軍と言われていて
、ここの段階で
気づくことが出来れば、認知症への進行をさらに遅く
することが出来るとのこと。
DSC_0514

 

 

 

ですが、これらの気づきというのは家族じゃないと
わからないものです、日ごろどれだけ家族に対して
目を通し、会話をしているかというのが大切になってきます。

 

 

 

あるご夫婦の症例を紹介

神奈川県横浜市の73歳女性、65歳の時に
アルツハイマー病と診断されました、旦那さんは80歳です。
息子さんは離れて暮らしているので、夫が妻につきっきりです。

 

 

 

現在、奥様の症状として
・自分の靴がわからない
・同じことを何度も聞いてしまう
・1人で入浴ができない

という事が、毎日のように起こっています。

 

 

 

うちにいると、塞ぎこんでしまうので散歩をしています。
旦那さんの事もよく忘れてしまうことがあるので
いつも持ち歩いているものがあるそうです。
それは旦那さんの若いころの写真、昔の記憶は
覚えているので、今の写真を見ると誰だ?という風に
なってしまう
そうです。

 

 

 

一番困るのは外出中でのトイレ、旦那さんがトイレへ
行ってる時に、どこかへ行ってる事が
あったりするそうです。

 

 

 

服に名札を付けているので、それを見たひとが連絡をして
何度も助けてもらったことがあると。
旦那さん本当に苦労が重なっていますが、いらつく
事もなく、きちんとついていますよね、素晴らしいです。

 

 

 

昼食を食べるために、50年以上も家族ぐるみの
付き合いがあるお店へ。
どうしても人が多く、カメラを向けられていると
とても機嫌が悪くなりました
が、後で思い出したりするという事も。
奥様も苦しいんですよね・・・・

 

 

 

次の日はデイサービスへ、歌やゲームをしたりしてます。
それから旦那さんに初期症状の話をしてもらいました。
ちょうど9年前の夏ごろから異変が起こっていて
デパートの洋服売り場で勤務していたんですが、ちょっとした計算ミスが
頻発したりしていた
そうです。

 

 

 

旦那さんは奥様の同僚から連絡をもらいましたが
特に気にも留めなかったそうです。

 

 

 

しかしその後も、食事の用意をしているときに他の事をしたり
ガスをつけっぱなしにしたり、住所がわからなくなったりと
いう症状がよく出てきました
ので、気になって病院へ
連れていこうとしたら、私は違うといい病院へ行くことを
拒否されたそうですが、半年後に旦那さんの妹さんと一緒に
行くと初期のアルツハイマー病と宣告されました。

 

 

 

旦那さんは最初簡単に考えていたそうです、面倒を看ていく
という事を、しかしこれがとても大変だったそうで・・・

 

 

 

突然夜中に出かけていなくなる、トイレへ行ってる間に
家から出る、という事がよく起こっていた。
カギをかけていてもカギをあけて出ていくそうです。
現在はカギをダイヤル式の物を付けています。

 

 

 

旦那さんは最初はびっくりしましたが、徘徊するだけなら
面倒を看れると思っていると、旦那さんに暴力を振るったり
バスの中で、旦那さんの事を殺人犯だといったりと
かなりしんどい状況に
、旦那さんは俺の人生終わったなと
思いましたが、旦那さんは自分の5本の指と同じように
悪くなったから取り替える、というわけにはいかないのと
同じように、奥様も取り替えるわけにはいかないので
自分がずっと面倒を看ると、腹をくくったそうです。

 

 

 

2か月に一度病院で診てもらいますが、最近はデイサービス
などへいき、暴力や徘徊は減ってきているとのこと。
楽しいことをすると、上記のような暴力などの症状は
治まってくるという報告もあるそうです。

 

 

 

旦那さんは面倒を看てきたことを通じて学んだことは
家族だけではどうにもならない時は、手助けして
もらう事もまた大切なことだという事を
話していました、確かにできないことだってありますからね。
こういう状況だったら甘えたって問題ないと思います。

 

 

 

気になったのが、どうやって病院へ連れていくのか?
認知症の検査を行こう、なんていえませんよね。
ボケてない、って思うだろうから。

 

 

 

そういう場合は、人間ドックへ一緒に行こうとか
ご夫婦だと、奥様が検診へ行くといい
どういう事されるかわからないし怖いから一緒に行こう
なんていう言い方も有効です。

 

 

 

手術で治る認知症がある

症例を紹介。
東京に住んでいる82歳女性、79歳の時に軽度認知症と診断されました。
旦那さんは85歳です。

 

 

 

奥様は本当に認知症を患っていたのかというくらいに
はきはきと話しています、手術でこれだけ治るとは・・・・

 

 

 

最初の異変は、2011年の5月、デパートで買い物をする
ためにエスカレーターに乗っていると、旦那さんは
奥さんの気配を感じず、後ろを見ると転んでいました。
後ろへそのまま転んだ感じ、その後もそのような転び方を
何度もしたそうです、整形外科へ行って検査をしても
異常はなかったそうです。

 

 

 

旦那さんは、小さな異変を感じたそうです。
それは話をしていると、下を見ながら話すことが多く
表情も生気がなかった
そうです。

 

 

 

そこで別な病院へ連れていこうと思い、総合病院で
全身を検査すると、軽度の認知症と診断されました。
ただし、アルツハイマー病とは違い、特発性正常圧水頭症という病

 

 

 

脳と脊髄の周りには脳脊髄液で満たされていますが
脳脊髄液が脳室に過剰にたまってしまい、周囲の脳細胞を圧迫する病。
どうしてこうなるのか、という原因は未だわかっていないそうです。

 

 

 

この脳の圧迫が認知症を発症させていたそうです。
60歳以上の高齢者が発症することが多く、70代80代の方が多く
認知症全体の5%が特発性正常圧水頭症を患うそうです。

9割の方は転倒が多く、最近多いなと思ったら病院で検査。

 

 

 

しかし、この特発性正常圧水頭症は早く見つけると
認知症の状態をかなり改善できるそうです、82歳女性も
手術を受けました、その1週間後にはすたすたと
歩けるようになり、まるで手術前とは別人のように!
認知症テストも、手術前と手術後だと正解率も格段に上がりました。

 

 

 

非常に注目されている認知症の進行を遅らせる回想法

昔懐かしいものに触れる、古いテーブルやテレビなどがあります。
これらに触れると、認知症になっている高齢者の方たちは
懐かしく思い出し、話に花が咲くそうです。

 

 

 

これを回想療法というのですが、アルツハイマー型の認知症の
型には効果があるようです。
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認知症になっている人って、最近の記憶は忘れている事が
多いのですが幼少期などの何かをしていた記憶というのは
覚えているもので、懐かしい品物を見たりすると
思い出したりして話が弾むと。

 

 

 

これは認知症を進行させないように、という事には
効果があると言われてます。
このような設備を整えている施設が増えているようです。

 

 

 

これを実践されている方がいます、58歳女性と63歳男性のご夫婦。
旦那さんが61歳の時に若年性アルツハイマー病と診断されました。

 

 

 

取材をしているときに年齢を聞いても、思い出せない
奥様がトイレへ行くように勧めると、トイレの場所がわからない。
そしてトイレへ行こうとしたことも忘れてしまいます。

 

 

 

旦那さんの最初の異変は57歳の時、歩いて15分くらいの
所にリサイクルショップがあるんですが、毎日上だけの服
シャツばかり買ってきていました
、心配になり奥さんが病院へ
連れていって検査をすると、若年性アルツハイマー病と診断。

 

 

 

ここで幸いしたのが、奥様は介護福祉士であるという事。
なので、面倒を看るのはそれほどの苦痛ではなかったそうです。
取材中旦那さんはギターを持ってきました、実は
旦那さんは昔歌手を目指していたそうで、奥様も同様に歌手を
目指していたそうです、それで知り合ったとのこと。

 

 

 

そこで奥様がギターを弾きなよ、と勧めてから
ギターを弾くようになりました。
弾き語りをするんですが、とても上手く歌っていますし
なんとライブも行ったりしています。

 

 

 

昔よく練習した曲は、楽譜なしでもギターをひけたり
歌ったりできるそうです、リハビリ施設でも弾いてます。
このご夫婦には、回想法がとても有効に働いていますね。

 

 

 

クラス会というのはよくやった方がいいとのこと。
小学生、中学生、高校、大学など
それだけで回想法になりますからね、昔話に話が咲きますから。

 

 

 

他にも、自分が得意だったことをするのもいいと。
楽しく長くできるというのがいいですね。

 

 

 

以前取材した認知症の奥様のその後

続いて富山県に在住の奥様が認知症になっています、奥様が66歳
旦那さんが67歳です。

 

 

 

実はこのご夫婦今年の2月に取材されていたそうです。
多分このブログにも残ってるかもしれません。

 

 

 

あれから半年たって再び取材をして話を伺う事に。
最初におきた異変は、59歳の時。
旦那さんが気づいたんですが、町内行事の事を話してて
次の日になると、その行事がある事を忘れていました。

 

 

 

そしてその次の日に病院へ、奥様は当時看護師だったので
自分で冷静に考え、認知症の症状じゃないかと考え
診断してもらうと初期の認知症でした。
若年性アルツハイマー病、奥様はそれほどショックではなかったそうです。
看護師さんであるから、ある程度どうしたらいいのか
というのを理解しているので、なってしまった事には仕方ないと考えてたそう。
ものすごい冷静な判断ですね。

 

 

 

旦那さんは、郵便局の仕事をしていましたが、奥様の介護を
するために退職されたそうです。

 

 

 

現在までの間、色々な事をやっています。
料理に関しては、週に3日は奥様が料理を作るそうです。
料理を作る時も、ココナッツオイルを使ったりしています。
認知症に良いと言われていますからね。
中鎖脂肪酸というものに、アルツハイマー病の
進行を遅らせるとの報告がありますよね。

 

 

 

料理にはふんだんにココナッツオイルを使っているそうです。
ココナッツオイルは、私のおすすめサイトの所にありますね。
良かったら目を通してみてください。

 

 

 

旦那さんが変わったことは自由が利かないという事で
友人とお酒を飲んだりすることもなくなったそうです。
ただ、月に1度はゴルフへ行ったりするとのこと。

 

 

 

旦那さんも素晴らしいですよね、何度も同じ質問をして
たまにですが怒ったりもすることがありますが
気持ちを切り替え、何度同じことを聞かれても
初めて聞かれたという気持ちで、接しているそうです。

 

 

 

今年結婚40年となり、10月7日に温泉へ行くとのこと。
また、年に2回海外旅行にも行かれてます、これも奥様が
認知症になってから行き始めたそうです。
その海外旅行へ行ったところは、ほとんど覚えていました。
とても印象深い記憶なんでしょうね。

 

 

 

散歩へ出かけても、歩きながらしりとりをしたりします。
これも脳に良いと言われてますからね。
認知症を隠さなかった理由も、隠してしまうと家に
閉じこもりがちになってしまう、だから外へ出て
たくさん話をしよう、そうすることで認知症の進行を遅らせる
ために、隠すことはしなかったそうです。

 

 

 

現在ご夫婦はアルツハイマーカフェというのをやっていて
ご近所の方と集まって話をしたりしているそうです。
ご夫婦本当に行動的ですよね。
以上となります、読んでいただきありがとうございました。

 

 

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